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　　　　心閉ざした話

　　　　
　　　　農園で
　　　　にわとり、ぶた、やぎ、ねこ・・・
　　　　みんなで仲良く暮らしていました。

　　　　麦を植えることになり

　　　　にわとりのおばさん｢誰が畑を耕しますか？｣
　　　　ねこは｢いやだ｣と言いました
　　　　ぶたも「いやだ」と言いました
　　　　やぎも・・・
　　　　みんな「いやだ」といいました

　　　　にわとりのおばさんは、一人で畑を耕しました。

　　　　「誰が種を蒔きますか？」
　　　　ねこは「いやだ」と言いました
　　　　ぶたも・・
　　　　・・・みんな「いやだ」といいました

　　　　にわとりのおばさんは、一人で種を蒔きました。

　　　　（中略）全ての作業を、にわとりのおばさんが一人でこなす

　　　　「誰が麦を刈りますか？」
　　　　・・・みんな「いやだ」といいました。

　　　　にわとりのおばさんは、一人で麦を刈りました。

　　　　「誰が麦を挽きますか？」
　　　　・・・みんな「いやだ」といいました。

　　　　にわとりのおばさんは、一人で麦を挽きました。

　　　　「誰がパンをやきますか？」
　　　　・・・みんな「いやだ」といいました。

　　　　にわとりのおばさんは、一人でパンを焼きました。

　　　　「誰がパンを食べますか？」
　　　　・・・みんな「食べる」といいました。

　　　　農園のみんなで、仲良くパンを食べたとさ。

　　　　がぁ～ん！
　　　　幼児期に心を閉ざした発端の『お話』
　　　　
　　　　いまだに　わからない
　　　　何がいいたかったのか・・・