一ニ三
ひふみ よいむなや
こともちろらね しきる
ゆゐつわぬ
そをたはくめか
うおえ にさりへて
のますあせゑほけれ
たかあまはらに かむうつまります
かむろぎ かむろみのみこともちて
すめおやかむいざなぎのみこと
つくしのひむかのたちばなのおどのあはぎはらに
みそぎはらひたまふときに なりませる
はらえとのおほかみたち
もろもろのまがことつみけがれを
はらえたまへきよめたまへとまおすことのよしを
あまつかみ くにつかみ やほよろづのかみたちともに
あめのふち こまのみみふりたててきこしめせと
かしこみかしこみもまおす
あめのひつくのかみ まもりたまへさちはへたまへ
あめのひつくのかみ やさかましませ いやさかましませ
ヒトフタミヨイツムユナナヤココノタリ
水の巻 第ニ帖
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