2012年05月01日
磐戸(一八十)の巻
キつけてくれよ、キがもとざぞ、
キから生まれるのざぞ、
心くばれと申してあろが、心のもとはキざぞ
総てのもとはキであるぞ
キは⦿(ヨロコビ)ざぞ
臣民みなにそれぞれのキうへつけてあるのざぞ、
うれしキはうれしキことうむぞ、
かなしキはかなしキことうむぞ、
おそれはおそれうむぞ、
喜べば喜ぶことあると申してあろうがな、
天災でも人災でも
臣民の心の中にうごくキのままになるのざぞ。
この道理わかるであろがな。
爆弾でもあたると思へばあたるのざぞ、
おそれるとおそろしいことになるのざぞ、
ものはキから生まれるのざ
キがもとぞ、くどくキづけておくぞ。
ムのキ動けばムくるぞ、
ウのキうごけばウ来るぞ、
どんな九十でもキあれば出来るぞ、
キからうまれるうぞ、
勇んで神の御用つとめて下されよ。
十二月三十一日 ⦿の一つ九⦿ 第ニ帖
Posted by ペガサス at 01:23│Comments(0)
│天明